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12月18日(土)講演会スピーカー紹介 <金澤裕子さん>

12月18日(土)開催、女性の地域活動応援プロジェクト<タカポケ×あじゃなん企画> 飛び出せ、富山女子!「シゴトも!カテイも!ワタシも!!」でみなさんの”やりたい”を叶えるためのヒントとなるお話をしてくれるスピーカーを紹介します。

金澤 裕子さん Yuko Kanazawa

2006年から新川インフォメーションセンター(NICE TV・魚津市)、2013年から新川地域介護・ケーブルテレビ事業組合(みらーれTV、黒部市・入善町・朝日町)でケーブルテレビの営業事務・広報を担当。お客様サービス・技術指導・イベント企画・広報デザインなどの業務に携わる。
兼業農家の長男と結婚。入善町に転入し農家の手伝いを始める。地域の住民や小動物が顧みられない農薬散布の現状に違和感を感じ農薬を使わない農業を目指す。2016年専業農家を目指して退職。2018年めぐりファーム設立。
2021年現在、米1.2ha、野菜40a、果樹8aを肥料・農薬不使用で栽培。

自然のめぐりを体験する旅に出て

たまたま見た農薬散布が私の人生を大きく転換することになりましたが、その先に待っていたのはたくさんの命との出会いと命に関する考察の深まりでした。
稲や野菜、田畑に住むたくさんの小動物、農業者、食に関心ある人々、そして田畑に残る今は亡き先人たちの仕事の跡など。
命と水、光や風、土との境目がなく全てが繋がりめぐってみんな生きていることでした。
そういう出会いや気づきが深まるにつれ私の活動の目的も変わっていきました。
今、第一に考慮する行動の基準は自分のやっていることは再生産するかどうか。
簡単に言えば後世の益になることをやっているかどうかということです。
具体的に無肥料の稲作技術の探求、自然にふれあうイベント開催、耕作放棄地活用のための取り組みなど紹介しながら考えが変化していく過程をお話ししたいと思います。

▼staffから紹介文

「地域活動に参加する女性が少ないって、県は一体どこを見て言ってるの?」と思うほどバリバリ活躍する女性に囲まれているタカポケスタッフの元道です。今回登壇していただく金澤さんもその一人。入善でお米やお野菜を栽培しておられます。
「人里の小さな自然にふれあう会」と題し、農業体験ができるイベントをご自身の畑で開催したり、富山市のカフェD&DEPARTMENT TOYAMAでは金澤さんのつくった野菜のスープが提供されたり、自然食品スーパーに野菜を卸したり、自家製ハーブでアロマオイルを作ったりと着々と作付け面積を広げるだけでなく、栽培する種類も、販売商品も、販路も増やしていかれる姿にいつも驚き、刺激をいただいています。
妻、母、嫁とたくさんの顔を持ちながらも自分の信じる道で活躍の場を広げている金澤さん。あなたの背中をそっと押す、一人でも多くの方に聞いていただきたいお話です。

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